doremimemo
「今どきの若者には覇気がない」「もっと怒れ」という上の世代は勝手に言ってればいい、というのは心から同感だけれど、今の指導者層に「あんたたちが世の中を良くすればぁ?」というのは、ちょっと暢気すぎる。
 まず、彼らは今のシステムを守るための方策をない知恵絞って考えていてしかもそれに失敗しつつあるし、ましてや社会システムの更新する能力なんてほぼないものだと見るのが妥当。
 つまり、問題がずっと先送りされて、私たちの世代で「必要に迫られて」いろいろな軋轢を生みながら変えていく羽目になる可能性が非常に高い。そして、その間にも失業者や自殺者が増える。古市氏のご著書を読むと、そういう視点は抜けているよね、と思ってしまう。
 あと、もふくちゃんこと福嶋麻衣子女史の『日本の若者は不幸じゃない』を読んだ際の感想を繰り返すと(拙エントリー参照)、若者の幸福感を担保している趣味や好きなことをしていて居心地のよいクラスターが、30歳の線を境にして維持できるのかは非常に怪しい。
 会社や仕事をしていく上での軋轢にすりつぶされる可能性だってあるし、社会的な視線は厳しくなるし、それこそ経済がどうなるか分からなく政治に期待できない。そういったことに直面した時、ほんとうに所属しているクラスターの仲間たちは救ってくれるのか。これは真剣に考えた方がいいと思う。
  1. haineken reblogged this from doremimate
  2. doremimate posted this